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キナコ 歌詞

 

キナコ2ndアルバム「歌え、暁の空に」より

● 花も草も

鏡を見るたびにさえない僕がそこにうつる
笑ってみたけれどいびつな笑顔ため息つく
ひとりでいる時に感じる小さな孤独より
みんなでいる時に感じる孤独の方が多い

花のように美しい人 
そんなふうになりたかったよ
誰も僕に見向きもしない 
だから僕はおどけてみせるしかなかった・・・

ありのままの僕を見せても どうか笑わないでください
つまらないやつだと どうか無視しないでください

ある日ふと出会ったあの人が僕にこう言った
”君は草のにおい、なつかしいにおいがするね”と

僕は胸をつらぬかれたよ なぜかすごく笑顔になれた
そうか花にはなれなくても 草のように生きることも
すばらしいんだ・・・

僕には僕のよさがあって 君には君のよさがあるね
一生懸命に生きている人は みな美しい・・・

花も草も蝶も蟻も
生きることにちがいはなくて
ひとりひとり みんな美しい
ひとりひとり みんな素晴らしい

ラララ ラララ ラララララララ〜